ニュース その他製造 作成日:2009年2月5日_記事番号:T00013170
スイス系製薬大手、ノバルティス傘下の台湾諾華(台湾ノバルティス)は4日、台湾にアジアワクチンセンターを設置する計画を明らかにした。今後アジア特有の疾病に対応する新ワクチンの研究拠点とする考えだ。5日付経済日報が報じた。
台湾ノバルティスによると、同社は2年前に米カイロン社を買収して世界ワクチン市場に進出した。全世界における昨年の売上高は415億米ドルとなっている。そのうちワクチン・診断事業の売り上げが占める割合はわずか4%で、今後成長の余地が大きいという。
同社は昨年下半期に台湾でのアジアワクチンセンターの設置を決め、今年はまず新型日本脳炎および小児髄膜炎のワクチン臨床研究を台湾に移すことを決定した。具体的な成果が出れば、中国、韓国、シンガポールで販売する計画だ。
また今後は6億5,000万台湾元(約17億3,000万円)を投じて、台湾で薬品の臨床試験を数多く行う計画で、さらに今年3月には、台湾大学病院と共同で臨床試験研究センターを設立する契約を交わす予定だ。
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