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1月のバイク新車販売、単月ベース過去最低に【図】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年2月5日_記事番号:T00013172

1月のバイク新車販売、単月ベース過去最低に【図】

 
 交通部数拠所の統計によると、1月のバイク新車登録台数は前年同月比67.54%減の1万7,856台で、単月ベースで過去最低を記録した。また、初めて同じ月の自動車の新車登録台数を下回った。環境に配慮した第5期排ガス基準の年初からの導入を受けて、バイク単価が6,000~8,000台湾元(約1万6,000~2万1,200円)値上がりしたことが響き、 各社は2月も見通しを悲観している。5日付工商時報が伝えた。
 
 1月のメーカー別登録台数は、▽光陽工業(KYMCO)、5,429台(前年同期比74%減)▽台湾ヤマハ、5,413台(同66%減)▽三陽工業(SYM)、5,227台(前年同期比65%減)──と主要3社すべて大幅減となった。
 
T000131721

 
 各社は1月、18日の消費券配布と、150cc以下のバイク購入に対する4,000元の貨物税(物品税)減免を受けられる改正条例発効(19日)を受け、1台当たり9,000~1万4,000元割引となるキャンペーンを打ち出した。しかし不景気に加え、台湾ヤマハで第4期機種の新古車を最高で1万3,600元値引きしたこともあって、原価の高い第5期車種の新車需要が落ち込んだもようだ。