ニュース 運輸 作成日:2009年2月6日_記事番号:T00013193
万海航運(ワンハイラインズ)は、ベトナム国営の港湾運営会社、サイゴンニューポートと商船三井、韓国・韓進海運の3社と共同で、ベトナム政府が進める南部バリアブンタウ省カイメップ地区のコンテナターミナルの建設プロジェクトに参加する。投資総額は9,900万米ドルに上り、2011年第1四半期の供用開始を目指す。6日付工商時報が伝えた。
新ターミナルはホーチミン市に近く、総開発面積は35ヘクタールで接岸線590メートル、水深14メートル。8万トンクラスのコンテナが接岸可能で、貨物の取扱量は年間100万TEU(20フィート標準コンテナ換算の取扱量能力)と、ベトナム最大となる見通しだ。
ワンハイの周佰智総経理は、「ベトナムの経済発展は力強く、世界の工場として国際的な地位を高めつつある。当社は今年、特にアジア市場に力を入れ、より整備されたネットワークでサービスを提供していきたい」と抱負を語った。
ベトナムでのコンテナターミナル建設については、10数年前にも長栄海運(エバーグリーン・マリン)が計画したが頓挫している。陽明海運(ヤンミンライン)はここ2年間検討中で、ワンハイが他社をリードした形となった。
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