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旭硝子の第5ガラス溶炉、投資先を韓国に変更?


ニュース 電子 作成日:2007年7月4日_記事番号:T00001321

旭硝子の第5ガラス溶炉、投資先を韓国に変更?


 奇美電子(CMO)が台南県樹谷園区で建設を進めている第6世代液晶パネル工場に対し、行政院環境保護署の環境評価初審小組が「建設すべきでない」という提言を行った問題で、旭硝子が台湾での5番目のガラス溶解炉投資計画を見直して、誘致に積極的な韓国を投資先として検討する可能性もあると4日付工商時報が報道した。

 同紙はこれについて、「(本当に見直した場合)、台湾のパネル業界は、上流ガラス基板の供給に問題が生じる」とした。

 なお、旭硝子広報IR室はワイズニュースの取材に対し、「第5ガラス溶解炉自体が構想段階であり、コメントすることはない」と回答した。

 行政院環境保護署は、「樹谷園区自体はすでに環境アセスメントを通過しており、今回は異なる産業の業者を誘致するため、変更を提出したにすぎない。問題は他の開発案件に比べて単純で、近く業者と面談して問題点を探り出し、環境委員に説明を行って了解を求め、環境アセスメントを通していきたい」としている。