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作成日:2009年2月6日_記事番号:T00013211
半導体封止・検査業界、3月に稼働率60%回復か
ファウンドリーの不調を受け、第1四半期は設備稼働率が40%以下にまで落ち込むとみられていたパッケージング・テスティング(封止・検査)業界では、最近の受注回復により「3月には設備稼働率が55~60%まで回復し、第1四半期全体では40%以上を維持する」との観測が出ている。6日付工商時報が報じた。
封止・検査業者の主要な顧客である台湾積体電路製造(TSMC)は春節(旧正月)前、第1四半期の売上高が前期比50%以上減少するという悲観的な見通しを示した。これを受けて、日月光半導体(ASE)や矽品精密工業(SPIL)などの封止・検査大手でも、同期は40%以上の減収になるという予測が出ていた。
しかし設備業者などによると、半導体市場では春節後、携帯電話向けやワイヤレスネットワーク向けチップで需要の回復が見られ、昨年末に顧客からキャンセルされたため、本来受けるはずだった量の5割まで減ると予測されていた受注量が7割まで回復しているという。
ただ、ファウンドリーでは、これまでに蓄積している前工程を終えたウエハ在庫(Wafer Bank)を放出するのみで稼働率には反映されず、封止・検査業が一足先に恩恵を受けることになりそうだ。