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中台直航便、定期便化で週357便へ


ニュース 運輸 作成日:2009年2月9日_記事番号:T00013226

中台直航便、定期便化で週357便へ

 
 現在チャーター便形式で運航されている空運の中台直航路線は、今年7月に定期便に格上げされる見通しだが、交通部民用航空局(民航局)の李龍文局長は6日、その際に現在週108便の運行本数を、3倍以上の週357便まで増やす必要があるとの考えを示した。7日付中国時報が報じた。

 李局長は、台湾~香港線は現在週340便、台湾~マカオ線は週196便運航されているが、これらの利用者の3分の2が中国へ乗り継ぎを行っているため、最低でも週357便を運航しなければならないと見積もっている。また、中国人観光客の今後の増加も期待できるとしている。

 李局長は、5月末までに実施予定の馬英九政権発足後第3回目の中台公式協議では、直航の定期便化のほか、以遠権付与や個人客によるチケットの直接購入などについても話し合われ、今後チケット料金の値下がりが期待できると語った。
  
 一方、中台間の週末直航チャーター便の搭乗率は、景気低迷の影響を逃れられず、春節(旧正月)後、過去最低の70%まで落ち込んでいる。