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「台湾ビール」が中国で商標登録公告、5月発売へ


ニュース 食品 作成日:2009年2月9日_記事番号:T00013230

「台湾ビール」が中国で商標登録公告、5月発売へ

 
 中国で商標登録事務を管轄する国家工商行政管理総局は6日、たばこ・酒の台湾エン酒(TTL、エンはくさかんむりに於)の「台湾ビール」「Taiwan Beer」の商標登録出願を公告した。中国の法令では公告期間の3カ月間に異議申し立てがなければ商標登録が認められるため、早ければ5月6日に中国市場で発売できる見通しだ。8日付経済日報などが報じた。

 韋伯韜董事長は、まずは広東省、福建省など台湾と味覚の近い沿岸部から展開すると語り、シェア1%獲得で25億台湾元(約68億円)の売り上げが見込めるという試算を示した。台湾ビールは、まずは中国に工場を設けずに台湾で製造し、中国のビール市場の相場1瓶5~6人民元を考慮し、1瓶6~10人民元(約81~134円)に価格を設定する計画だ。

 中国のビール市場規模は年間4,000万トンに上り、台湾ビールの年産量5,400万ダース(1瓶0.6リットル)の100倍近い。

 台湾ビールの商標登録は、1999年に申請されたが、これまでは「台湾」が地名であるとして認められなかった。