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宏全国際、20億元で生産拡大【表】


ニュース その他製造 作成日:2009年2月9日_記事番号:T00013232

宏全国際、20億元で生産拡大【表】

 
 飲料容器製造の宏全国際は今年、中国で20億台湾元(約54億5,000万円)を投じて生産拡大を進める。9日付工商時報が報じた。
 
 曹世忠同グループ総裁によると、統一企業(ユニプレジデント)の中国子会社、鄭州統一企業(河南省)でのインハウス一貫生産の実施とともに、中国の他の既存工場の生産能力を拡大する。また、海外大手メーカーとの提携により、山東省済南の炭酸ソフトドリンク(CSD)の一貫ボトル成形工場や重慶の飲料ボトル成形の受託工場、華東地区での飲料ボトル成形受託工場の、計3件の投資を行う。
 
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 このうち鄭州統一企業でのインハウス生産開始は今年6月の予定で、年産能力はペットボトル1億5,000万本となる。現在建設中の広州工場は8月完成の予定で、ボトルキャップ年産30億枚、ペットボトルの材料の半製品であるプリフォーム年産5億本、ボトル成形および飲料受託生産の年産1億5,000万本が可能となる。
 
 宏全集団の昨年売上高は前年比32.2%増の92億2,000万元で、税引前利益は前年比159%増の9億2,800万となった。今年第1四半期は大手顧客であるペプシからの受注で前年同期比20%の売上増を期待している。また、2011年を目標に中国での株式上場を計画している。