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40万元以下の低価格小型車、Q2から投入相次ぐ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年2月9日_記事番号:T00013234

40万元以下の低価格小型車、Q2から投入相次ぐ

 
 自動車市場の今年の販売見通しは昨年と同水準の22万~23万台と成長が望めない中、各社は第2四半期以降、40万台湾元(約109万円)までの1,400ccの小型車種を投入し、販売拡大に取り組む。9日付聯合報が伝えた。

 三陽工業(SYM)傘下の南陽実業は、第2四半期からヒュンダイの小型車iシリーズを導入する。まずは「i10」(1,400cc)を輸入、40万元前後で販売する。

 中華汽車工業傘下のディーラー、匯豊汽車では下半期以降に中国・吉利汽車設計、裕隆汽車製造の1,400cc車種を、「SUM賞車網」の販路を利用し40万元以下で販売するもようだ。

 40万元以下の価格帯では、2年前にも台朔汽車(フォルモサ・オートモービル)が30万元以下の小型車、裕隆日産が約35万元のマーチを販売しているが、この2車種が生産中止となってから新製品は出ていなかった。

 現在、域内生産車の最低価格はスズキ・ソリオ(1,300cc)の43万8,000元。販売は好調だったものの、生産する太子汽車工業の経営危機で販売台数は低迷した。業界ではこの価格帯の市場は現在真空状態で、成長の可能性は十分あるとみている。