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台プラ4社の1月売上高、前月比12%増【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2009年2月9日_記事番号:T00013235

台プラ4社の1月売上高、前月比12%増【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)が6日発表した主要4社の1月売上高は、合計687億3,500万台湾元(約1兆8,750億円)だった。今年は春節(旧正月)休暇で稼動日が少なく、前年同月比で31%減少したものの、川下メーカーで在庫補充の動きが出たことから、前月比では12.31%増加した。石化業界の景気は、昨年12月を谷として今後回復していくと期待されている。7日付経済日報が伝えた。
 
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 台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の1月売上高は399億6,500万元で、前月比成長率は4社で最高の29%増だった。
 
 台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)は、前月比6.20%増の114億8,000万元だった。同社は増収について、在庫補充による需要増でポリプロピレンや高純度テレフタル酸(PTA)の価格が上昇したためと説明した。
 
 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)は、前月比で9%減少し87億9,700万元だった。
 
 南亜塑膠工業(南亜プラスチック)は、前月比14.24%減の84億9,300万元だった。エチレングリコール価格が需要増で上昇し、稼働率も7割まで回復、さらに第2・第3四半期がハイシーズンに当たるため、今後の業績が期待できそうだ。
 
 証券会社は、石化原料の価格は既に利益を確保できる水準まで回復していると指摘した。