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WiMAX設備の出荷、Q1で昨年通年超え


ニュース 電子 作成日:2009年2月9日_記事番号:T00013238

WiMAX設備の出荷、Q1で昨年通年超え

 
 次世代高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)のサービス開始時期が遅れる見通しとなっているにもかかわらず、関連設備会社の智邦科技(アクトン・テクノロジー)系列の程科技(アクトン・ワイヤレス)、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)傘下の達威電子はいずれも、今年第1四半期の出荷量が10万台を超え、昨年の通年実績を上回ると予測している。9日付電子時報が伝えた。
 
 通信設備最大手の友訊科技(D-リンク)も「新技術は短期的な景気の影響を受けない」として、WiMAX関連製品の生産ラインに投資を拡大する方針だ。
 
 程科技の劉明寿総経理は「現在の不景気によるWiMAX産業への影響は一時的なものだ。カギは市場がいつ大きく成長するか、どれだけ大きな成長性があるかだ」と指摘した。
 
 経済部工業局は「不景気で一部地域でのネットワーク整備に遅れが出ているのは事実だが、WiMAXの産業環境は(他国・地域に比べ)相対的に成熟している。新興市場のネットワーク設備需要増大に加え、台湾のWiMAX設備メーカーの大半は出荷が延びており、WiMAXは今年の数少ない成長市場になる」との認識を示した。