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プロモス救済、今週半ばがヤマ


ニュース 電子 作成日:2009年2月9日_記事番号:T00013243

プロモス救済、今週半ばがヤマ

 
 総額110億台湾元(約300億円)の転換社債が14日に満期を迎える茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)が資金繰りに苦慮している問題で、債権銀行との交渉は今週半ばが事実上の最終期限となる見通しだ。社債の償還準備には2~3日が必要となるためで、同社は債権金融機関と総額50億元の協調融資について、11日ごろまでに交渉を終える必要がある。9日付工商時報が伝えた。

 債権行との交渉は、プロモス側が第2保証人を確保できないため難航している。債権行側は「プロモス側の対応を見守っている」としている。債権行は第2保証人の確保で、債務保証比率を50%以上に引き上げることを要求している。

 一方、経済部はDRAM再編計画にプロモスも含める構えとされるが、社債償還問題には介入しない立場を崩しておらず、再編計画の詳細が社債償還前に明らかにされるかどうかは微妙だ。