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ウィンボンド、マイクロン陣営入り有力


ニュース 電子 作成日:2009年2月9日_記事番号:T00013244

ウィンボンド、マイクロン陣営入り有力

 
 DRAMメーカーの華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)は、技術提携関係にあった独キマンダが破綻(はたん)したことで、新たな技術提携先の模索を迫られている。業界関係者は同社が米マイクロン・テクノロジーの陣営に入る可能性が高いとみている。7日付経済日報が伝えた。
 
 現在、マイクロン、エルピーダメモリの両社と接触しているとされるウィンボンドの章青駒副董事長は6日、DRAM業界再編の動きについて、「オープンな態度で、その意欲もある」と述べた。キマンダ破綻後、同社関係者が再編方向について言及したのは初めてだ。
 
 業界関係者は、これまでキマンダ陣営に属していたウィンボンド、南亜科技、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)はいずれもトレンチ式の製造プロセスを採用しており、技術背景の共通点から3社がマイクロン陣営に加わる可能性が高いとみている。
 
 青副董事長は「当局主導の業界再編の内容や条件がはっきりしていない」などとして、現時点では詳細を明らかにできないとした。