ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾元、中銀介入で4年ぶり安値


ニュース 金融 作成日:2009年2月10日_記事番号:T00013261

台湾元、中銀介入で4年ぶり安値

 
 台北外国為替市場の台湾元の対米ドル交換レートは9日、1月の輸出額の前年比マイナス幅が過去最大(44.1%)になったという情報を発表前に得た中央銀行が2億米ドルものドル買い介入を行った結果、取引終了直前の5分間で一気に0.211元下落し、同日の終値は1米ドル=33.961元と、2006年10月以来の安値を付けた。中銀がドル買い介入するのは先週6日に続き2日連続で、中銀の元安誘導方針がさらに明確となった。10日付工商時報などが報じた。
 
 市場関係者によると、9日の取引総額11億9,700万米ドルからすると、中銀の「貢献度」は全体の4分の1に当たる約3億米ドル分とされる。
 
 きょう(10日)の台湾外国為替市場は、取引開始直後、1米ドル34元を割って34.010元まで下落した後、33.798元まで反騰、正午現在では33.880元だった。