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味全の粉ミルク、サカザキ菌検出されず


ニュース 食品 作成日:2009年2月10日_記事番号:T00013269

味全の粉ミルク、サカザキ菌検出されず

 
 中国・国家質量監督検験検疫総局の検査で先ごろ、味全食品工業の中国向け乳幼児用粉ミルクから、乳児が脳髄膜炎や腸炎を引き起こし死に至る危険性もあるとされる大腸菌の一種、「エンテロバクター・サカザキ」が基準値を超過して検出されたと報じられたが、行政院衛生署食品衛生処は9日、同社工場を検査した結果、中国向け・台湾向け製品ともにサカザキ菌は検出されなかったと発表した。10日付工商時報が報じた。
 
 春節(旧正月)休暇明け2日のサカザキ菌検出報道を受け、雲林県の衛生局員が同日、斗六工場に出向き、中国向け乳幼児用粉ミルク、域内向け乳児用粉ミルク(S1、S2、S3)計6種からサンプルを採取し、薬物食品検験局で検査していた。
 
 味全は、行政院衛生署食品衛生処の検査結果に問題がなく、国家食品衛生安全標準も満たしているため、安心して使用してほしいと消費者に呼び掛けた。
 
 中国でサカザキ菌が検出された原因について、同社は「不明だが、パッケージからまたは輸送中に汚染された可能性がある」としている。