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作成日：2009年2月10日_記事番号：T00013270
東元電機、新疆と内モンゴルで風力発電機生産
東元電機（ＴＥＣＯ）は、年内にも中国の新疆ウイグル自治区と内モンゴル自治区に風力発電機の組み立て、メンテナンス工場を開設する。将来的にアジア最大の風力発電機メーカーを目指す。10日付経済日報が伝えた。
同社幹部は既に現地視察を重ねており、出力２メガワット（MW）の風力発電機で参入を図る。
同社は昨年、米風力発電設備大手のアメリカン・スーパーコンダクター（ＡＭＳＣ）社と技術提携し、風力発電機の自社生産を目指している。今後１年２カ月以内に自社製の風力発電機を完成させる計画。
中国では発電の３％を代替エネルギーに切り替える目標の下で風力発電が有力視されており、公的補助金の支給で投資にも弾みが付くと期待されている。東元電機は現地に生産拠点を設け、アフターサービスまでを担うことで、中国の風力発電市場で優位に立つ構えだ。
