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バッテリーモジュールの西勝国際、サムスンから受注で業績拡大


ニュース 電子 作成日:2009年2月10日_記事番号:T00013277

バッテリーモジュールの西勝国際、サムスンから受注で業績拡大

 
 バッテリーモジュールの受託生産を行う西勝国際(シーテック・ユナイテッド、台北県新荘市)は、昨年下半期に韓国サムスン向けの受注に成功したことで生産実績が拡大し、昨年の充電池モジュール出荷量が前年比25%増の500万個、売上高も同19%増の7億700万台湾元(約19億円)に達した。10日付経済日報が伝えた。

 また、同社はサムスン向けの受注に先立ち、韓国LG電子向けの受注も確保しており、さらに今年も世界的な大手メーカーからの受注を新たに獲得できる見通しだ。同社の黄宗偉総経理は「今年は出荷量を600万個まで伸ばしたい」と語った。

 同社は電子メーカーからの直接受注ではなく、電池芯業者を通じて受注している。これまでは携帯電話端末向けのバッテリーモジュールが中心だったが、最近はパソコン向けの製品を強化している。

 西勝国際は3月までに店頭公開申請を行う予定で、今年下期の株式公開を目指している。