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インフルエンザ感染の看護士、発病6日で死亡


ニュース 社会 作成日:2009年2月11日_記事番号:T00013284

インフルエンザ感染の看護士、発病6日で死亡

 
 行政院衛生署疾病管制局は10日、台湾各地で流行が広がっているインフルエンザの重症例として、台北県の30歳の女性看護士がA型インフルエンザのH1N1型ウイルスに感染し、発病から6日目に死亡したことを明らかにした。11日付聯合報が伝えた。

 この看護士は1月30日、発熱した自身の子どもに診察を受けさせた後、2月2日から発熱、せきなどの症状が出た。4日には呼吸困難に見舞われ入院、7日に死亡した。診断の結果、ウイルス性の心筋炎を発症していたという。

 疾病管制局の周志浩副局長によると、死亡した看護士は予防接種を受けていなかった。また、担当が内科や小児科ではなかったため、勤務先での感染の可能性は低いが、判断は困難だとしている。

 疾病管制局によると、重症患者は感染後、十分に休息を取らず抵抗力が弱まっているときに他のウイルスに感染して病状を悪化させることが多いという。同局では、不調を感じたら無理をせず自宅で休むよう呼び掛けている。