ニュース 食品 作成日:2009年2月11日_記事番号:T00013297
1月31日に有機農産品管理新法が施行されたことを受け、財団法人消費者文教基金会(消基会)が2月1~3日に、有機農産物・食品として販売されている商品36品目についてサンプリング検査したところ、表示規定を満たさない商品が33件(93%)に上った。また83%には有機認証マークさえも付いておらず、有機商品の認証を受けていない可能性がある。11日付自由時報が報じた。
行政院農業委員会農糧署は、表示規定を満たさなかった商品は1月31日以前に製造されたものが多く、今回は注意勧告にとどめ、処罰はしないとしている。
また有機食品に関する認証マークが、域内産に使用されるCAS認証マークに加え、輸入品には16カ国・地域で26の認証マークが使用されていることについて、農糧署は早ければ8月1日から輸入商品も含め1つにまとめる方針を示した。ただ半年間の移行期間を設け、その間はCAS認証マークが使用できるとしている。
一方、消基会は行政院農業委員会に対し、表示規定を満たしていない商品の業者を処罰し、速やかに認証マークを統一して消費者の混乱を避けるよう求めた。
今回の調査では、松青超市(マツセイ)で▽製造者名▽原産地▽検査機関▽検査番号──などが表示されていない有機キャンディーが見つかるなど、大手スーパー、量販店で表示規定を満たさない商品が散見された。頂好超市(ウェルカム)は、消基会から指摘された商品をすべて撤収し、メーカーに改善を求めたという。
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