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台プラのベトナム製鉄所、年末着工の見通し


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年2月11日_記事番号:T00013299

台プラのベトナム製鉄所、年末着工の見通し

 
 11日付経済日報が消息筋の情報として報じたところによると、台塑集団(台湾プラスチックグループ)は、ベトナム北中部ハティン省で進める大型製鉄所建設計画で、先月6日にベトナム政府と用地の使用権について契約を交わし、今月28日に1,900ヘクタール分を、12月末に残りの1,300ヘクタールを取得できる見通しとなった。台プラ内部では既に建設工事の発注に向け準備を進めており、順調に進めば年末までに第1期工事が着工となる見通しだ。

 これについて台プラ幹部も、「用地取得については、住民の移転問題がもつれて一時ストップしたが、今年1月に双方が合意に達した。用地3,200ヘクタールの70年間にわたる使用権を、総額1億8,000万台湾元(約4億8,000万円)で当社が取得することがベトナム政府に認められた」と明かしている。

 台プラの第1期工事計画では、まず港湾建設に着手、続いて用地取得後36カ月以内に第1高炉を、48カ月以内に第2高炉を完成させ、50カ月以内に稼働させたい考えだ。第1期工事への投資額は80億米ドルの予定。