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ペガトロン、今年は2割減収の見通し


ニュース 電子 作成日:2009年2月11日_記事番号:T00013301

ペガトロン、今年は2割減収の見通し

 
 華碩電脳(ASUS)傘下でOEM(相手先ブランドによる生産)を手掛ける和碩聯合科技(ペガトロン)の程建中執行長は10日、今年の売上高は前年比2割減の3,700億台湾元(約9,916億円)程度になるとの見通しを示した。昨年はASUSブランドとの線引きがあいまいという懸念から、聯想集団(レノボ)やデルなどの有力顧客を失った上、売上高の6割を占めるパソコン(PC)事業で唯一の大口顧客となったASUSまでが3割を他社に製造委託したため、今後の業績も楽観できないもようだ。11日付工商時報が伝えた。

 程執行長は、今後はゲーム機などPC以外の製品の受注に力を入れ、電子ブックリーダーなど新製品の開発も進め、売上高全体に占めるPCの割合を全体の5割以下に抑えたいとしている。また、組織再編によって、ASUSとは完全に別会社になっていることを強調した。