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レノボのノートPC、台湾で4位ブランドに


ニュース 電子 作成日:2009年2月11日_記事番号:T00013302

レノボのノートPC、台湾で4位ブランドに

 
 聯想集団(レノボ)は昨年、コンシューマ向け製品のラインナップを充実させたことで販売台数が4割成長、台湾のノートパソコン(ノートPC)市場でソニーを抜き、華碩電脳(ASUS)、宏碁(エイサー)、ヒューレット・パッカード(HP)に次ぐ第4のブランドとなった。11日付工商時報が伝えた。

 同社はこれまで、ビジネスユースに重点を置いた商品構成だったが、昨年前半にコンシューマ向け「IdeaPad(アイデアパッド)」を投入。第4四半期には低価格ノートパソコン(ネットブック)に参入し、アイデアパッド「S9」と「S10」がIT(情報技術)製品の大規模展示・調達・販売会「資訊月(インフォマンス)」で好評を博し、一気にシェアを高めた。欧明哲・台湾聯想総経理によると、10インチ以下ではASUS、エイサー、微星科技(マイクロスター・インターナショナル)に次いで4位となった。

 今年はビジネス向けでは政府や教育機関の調達に力を入れ、コンシューマ向けは販路を整備し、製品の多様化を図る方針だ。今後、3月にハイエンド向けThinkPad(シンクパッド)「X301」、上半期中にアイデアパッドの新製品などの発表が予定されている。