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鴻海の1月売上高、1千億元割る【表】


ニュース 電子 作成日:2009年2月11日_記事番号:T00013303

鴻海の1月売上高、1千億元割る【表】

 
 鴻海精密工業は10日、1月の売上高が前月比24.3%減、前年同月比12.1%減の923億9,500万台湾元(約2,475億円)だったと発表した。3カ月連続の減収で1,000億元を割り込み、20カ月ぶり最低の数値だ。同社は減収の要因として、1月はローシーズンだったことに加え、景気後退および春節(旧正月)休暇による稼働日減少を挙げている。11日付経済日報が報じた。
 
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 1月は鴻海のみならず、華碩電脳(ASUS)、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)など大手電子メーカーの多くで売上高が前月比10~30%減少している。しかし証券会社によると、これは事前に予測されたことで、今月から業績は安定に向かい、第2~3四半期から徐々に回復する見通しだ。
 
 一方、海集団傘下の鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)の、1月の連結売上高は前年同月比約20%増の149億100万元だった。ゲーム機の出荷が不景気の影響を受けず好調だったことが、増収の主な要因だ。同社の昨年の売上高は1,633億元で、今年は2,000億元に達する可能性もあるという予測も出ている。