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南亜科とイノテラ、1月は増収


ニュース 電子 作成日:2009年2月11日_記事番号:T00013309

南亜科とイノテラ、1月は増収

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAMメーカー、南亜科技と華亜科技(イノテラ・メモリーズ)の1月売上高はともに前月比で増収となった。南亜科技は前月比40%増、前年同月比40%減の20億400万台湾元(約53億円)で、イノテラは前月比14%増、前年同月比18%減の22億5,700万元だった。11日付経済日報が報じた。

 南亜科は増収について、最近のDRAM価格急上昇が主な要因としており、また1月は受注量が予測を上回り、川下顧客も相次いで在庫を積み増しする姿勢を示していることも明らかにした。同社はDRAMスポット価格の反発を受け、今月契約価格を約10~20%値上げすることを予定している。

 DRAM大手では1月、力晶半導体(PSC)も20%以上の増収となったが、資金難が伝えられ、減産を継続している茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)は前月比24.54%減、前年同月比78.98%減の5億9,000万元で、大手4社で唯一減収となった。