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南亜科・イノテラ、DRAM再編案を提出【表】


ニュース 電子 作成日:2009年2月11日_記事番号:T00013312

南亜科・イノテラ、DRAM再編案を提出【表】

 
 経済部は11日、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAMメーカー、南亜科技と華亜科技(イノテラ・メモリーズ)が提携先の米マイクロンと連名で、DRAM産業の統合再編計画を提出したことを明らかにした。南亜科、イノテラはともにコメントを避けている。観測によると、提出された計画では、イノテラをプラットフォームとして力晶半導体(PSC)など域内同業者の統合を提案している。11日付経済日報などが報じた。
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 力晶とエルピーダメモリが昨年末に再編計画を提出した一方、南亜科・イノテラはこれまで提出を明言しておらず、業界で「台プラは統合に興味がないのではないか」との憶測も呼んでいた。

 南亜科・イノテラの再編案では、これまで市場で言及されることの少なかった華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)も統合に含めるとされ、ウィンボンドも「非常に興味がある」と前向きな姿勢を示している。

 台湾メディアによると、政府は台プラグループ主導でのDRAM統合を望んでいるという観測が出ており、尹啓銘経済部長は3日、DRAM再編について「政府主導で行う」と明言していることから、経済日報では、「『政府の統合案=台プラ版統合案』を連想させる」と指摘している。