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日本旅行と観光局、訪台誘致強化で協定


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年2月12日_記事番号:T00013328

日本旅行と観光局、訪台誘致強化で協定

 
 日本旅行は11日、日本人観光客の訪台人数を今年4万人まで拡大することを保証する「2009台湾送客拡大計画」協定を交通部観光局との間で締結した。観光局は同社に対し奨励金などを提供し、日本旅行は台湾への観光客誘致を強化して同社が送り込む来台者数を、昨年より約1万人(131%)成長させることを目指す。12日付経済日報が伝えた。
 
 日本旅行からは締結式に合わせ、丸尾和明社長のほか、日本各地の支店長や営業幹部240人が来台した。台湾観光協会東京事務所によると、一行は今後、台北101ビルや故宮博物院、夜市などを視察するほか、台湾高速鉄路(高鉄)に搭乗して弁当を試食したり、ホテルの設備、価格などの調査を行う。また、商品開発は女性や50~60代の中高年層をターゲットにするもようだ。
 
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協定書を取り交わす丸尾社長(左)と賴瑟珍交通部観光局長(右)(11日=中央社)
 
 観光局はこれまで、近畿日本ツーリスト、タビックスジャパンと同様の覚書を交わしており、今年はそれぞれ9万人、3万9,000人の観光客誘致を保証している。現在、最大手のジェイティービー(JTB)や阪急交通社とも締結に向けて準備を進めている。