ニュース 電子 作成日:2009年2月12日_記事番号:T00013340
大手ハイテク企業が相次いで「第1四半期が景気の底」との見通しを示す中、EMS(電子機器受託生産サービス)世界最大手、鴻海精密工業の郭台銘董事長は11日、「最悪の時期はまだ始まっていない」との見方を明らかにした。12日付経済日報が報じた。
郭董事長は今回の経済不況について、「従来の『景気循環』とは異なり、経済構造全体に転換が起きており、金融システムが立ち直るには1~2年の時間が必要」との見方を示した。しかし、鴻海の業績については「今年赤字になることは絶対にない」と強気の姿勢を示した。
郭董事長が景気見通しを示すのは、過去2カ月間で3回目となり、その発言は「景気は皆が想像する3倍は悪い」(昨年12月19日)、「雲の中、太陽を探すような状態」(今年1月23日)といずれも悲観的なものとなっている。
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