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MSCI指数、台湾株比率を5回連続で引き下げ


ニュース 金融 作成日:2009年2月13日_記事番号:T00013357

MSCI指数、台湾株比率を5回連続で引き下げ

 
 モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)は12日、同社が発表している株価指数に対する四半期ごとの組み入れ比率見直しを行い、MSCIアジア太平洋指数(日本を除く)への台湾株の組み入れ比率は0.11ポイント引き下げられ、15.2%となった。今月27日から適用される。13日付経済日報が伝えた。
 
 MSCIは毎年4回、組み入れ比率の見直しを行っているが、台湾株の同比率引き下げは5回連続となる。UBS証券は、今回の組み入れ比率低下で6,100万米ドルの資金が台湾株式市場から流出すると試算した。
 
 銘柄別では鴻海精密工業、友達光電(AUO)などの組み入れ比率を0.01ポイント引き上げる一方、台湾積体電路製造(TSMC)の組み入れ比率を0.03ポイント引き下げた。
 
 今回の見直しでは、中国とタイの組み入れ比率がそれぞれ0.67ポイント、0.02ポイント上昇したほかはすべて引き下げ対象となり、中でも韓国は0.18ポイントの引き下げとなった。