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シンテック、太陽電池モジュールを出荷へ


ニュース その他製造 作成日:2009年2月13日_記事番号:T00013363

シンテック、太陽電池モジュールを出荷へ

 
 瀚宇彩晶(ハンスター)傘下のカラーフィルター(CF)メーカー、和鑫光電(シンテック・フォトロニック)は、太陽電池モジュールへの事業転換を進めており、今月から出荷を開始する。業界では、同製品は今年、CFの3倍以上の月6,000万~7,000万台湾元(約1億6,000万~1億8,500万円)の売り上げをもたらすとみている。13日付経済日報が報じた。
 
 シンテックは現在、CF事業の業績が競争激化で大幅に縮小していることから、太陽電池モジュールおよびタッチパネル事業への大幅な転換を図っている。その一環として、高雄市の世界運動会主場館(2009年7月16日~26日開催のワールドゲームズメインスタジアム)の、台湾最大の1メガワット(MW)の太陽電池モジュールを受注した奈米龍科技(ラッキー・パワー・テクノロジー)の元総経理である、胡劭徳氏を太陽電池事業処総経理として招聘(しょうへい)した。
 
 その胡氏は12日、「シンテックの太陽電池モジュールは既に国際認証を取得済みで、欧州などの顧客から受注を獲得している」と話している。同社は今年、生産能力25MWのラインを設置し、まず損益分岐点ラインである10MWの生産を目指す。