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作成日：2009年2月13日_記事番号：T00013371
ノートＰＣ部品不足、１月からの受注急増で
宏碁（エイサー）の王振堂董事長は11日、世界的な景気低迷からノートパソコン（ノートＰＣ）も昨年第４四半期に受注が急速に落ち込んだが、今年に入って受注が急増した結果、部品不足が生じていると指摘した。現在、少なからぬ部品メーカーが中国の生産拠点で従業員を増員して受注急増に対応しているという。13日付工商時報が報じた。
王董事長はこれについて、エイサーは部品メーカーや受託生産メーカーとの連絡を密にし、部品不足によるリスクを回避すると語った。また、最近の緊急受注が近いうちに長期的な受注にシフトすると楽観的で、今年の景気見通しについても、回復していくという従来からの考えを再度繰り返した。
政府が景気のてこ入れ策として１月から配布した消費券による効果については、「域内のノートＰＣ販売は当初30％減が予想されていたが、今や20％成長が見込める」と評価した。
