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ASE、Q1は最大40%減収か【表】


ニュース 電子 作成日:2009年2月13日_記事番号:T00013373

ASE、Q1は最大40%減収か【表】

 
 パッケージング・テスティング(封止・検査)世界最大手の日月光半導体(ASE)は12日業績説明会を開き、今年第1四半期の売上高が前期比35~40%減少するとの予測を明らかにした。これを受け、今年は資本支出を昨年の約50%減となる1億5,000万米ドルに削減する計画だ。13日付工商時報が報じた。
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 董宏思同社財務長(CFO)によると、第1四半期は平均出荷価格(ASP)が安定するものの、生産能力利用率は平均約40%まで低下し、粗利益率もさらに落ち込む見通しだ。董財務長は今後の景気について、「今期が底のようにも見えるが先行きは不透明」と指摘した。ただ、「第1四半期では1月が最悪で2月はやや回復する」と語っている。

 同社の昨年第4四半期の連結売上高は前期比29%減の183億1,100万台湾元(約485億円)で、8億元の純損失を計上。粗利益率は17.6%で前期の25.7%を大幅に下回った。