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作成日：2009年2月16日_記事番号：T00013390
富邦金控、アモイに投資コンサル設立
富邦金融控股は13日、傘下のベンチャーキャピタル、富邦金控創投を通して、中国・福建省アモイ市に投資および企業管理についてのコンサルティングを行う、「富台投資諮詢」を設立すると発表した。資本金1,000万人民元（約１億3,400万円）は富邦金控創投が全額出資する。新会社の富台投資諮詢は、両岸三地（中国・台湾・香港マカオ）における金融業を調査・研究してコンサルティングを行う予定で、経済部投資審議委員会（投審会）の許可を得て、台湾企業だけでなく中国企業も顧客として獲得したい意向だ。14日付工商時報が報じた。
富邦金は昨年末、アモイ市商業銀行に出資、また同社傘下の富邦産物保険もアモイに中国本部を設置しており、台湾系企業が集まる同地に中国市場進出の拠点を築きつつある。今回設立する新会社が、将来的にアモイ商銀および富邦産保の２社と戦略的提携を結ぶのではないか、との憶測に対し富邦金の龔天行総経理は、「単なるコンサルティング会社で、特別なものではない」と答えた。
