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作成日：2009年2月16日_記事番号：T00013393
台水の８年計画、数千億の商機創出
水道会社、台湾自来水公司（台水）の廖宗盛董事長は、2009年～16年の８年間に1,247億台湾元（約3,360億円）を投入し、水質の向上や供給の安定などを目的とした10数項目のプロジェクトに取り組むと表明した。関連工事などを含めると、数千億元の商機が創出される見通しだ。16日付工商時報が伝えた。
同社が08年に交換した水道管の総延長は268キロメートルで、漏水率は前年の23.11％から21.76％に改善された。しかし、米国（14.5％）やドイツ（９％）、日本（7.1％）を大幅に上回る水準のため、廖董事長は８年間で年間平均1,100キロ（台湾全土の２％）の水道管を交換し、米国の水準まで近づけたいとしている。
廖董事長はまた、今年は不景気のため、水道料金はこれまで同様低水準に抑え、値上げは行わない考えを示した。
