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太陽電池の聯相光電、生産倍増へ


ニュース その他製造 作成日:2009年2月16日_記事番号:T00013396

太陽電池の聯相光電、生産倍増へ

 
 聯華電子(UMC)傘下の薄膜太陽電池メーカー、聯相光電(ネクスパワー・テクノロジー)は現在、積極的な生産拡大に取り組んでおり、第2工場の完成後は生産能力が台湾で最大級となる年87.5メガワット(MW)に達する見通しだ。14日付経済日報が伝えた。

 UMCは開発路線を当初のシリコン太陽電池から薄膜太陽電池へと変更。従来の晶能から社名変更して聯相光電が発足した。聯相は昨年5月に量産を開始し、同10月には早くも月次ベースで損益均衡を達成した。現在の売上高は月1億台湾元(約2億7,000万円)前後で、歩留まり率も量産開始当初の95%から99%に上昇した。

 聯相は中部科学工業園区后里園区(台中県后里郷)の第2工場の生産体制が整い、今年5月にも量産を開始する予定だ。第1工場(生産能力37.5MW)と第2工場を合わせた投資額は120億元に達する見通しだ。