米ディスプレイサーチによると、瑞軒科技（アムトラン・テクノロジー）が受託生産している米ビジオ（VIZIO）の液晶テレビは昨年第４四半期、北米市場でシェア12.3％で、サムスン（20.4％）、ソニー（14.2％）に次ぐ３位を維持した。シェアは前期から3.3ポイント上昇し、ソニーとの差を1.9ポイントに縮めた。14日付経済日報が報じた。
ビジオはプラズマテレビもシェア３位だったが、同日付工商時報によると、同社はこのほどプラズマ市場からの撤退を宣言、液晶テレビ事業の発展に集中する考えを示した。今年は下半期に発光ダイオード（ＬＥＤ）バックライト使用の液晶テレビや、1,999米ドルの低価格で55インチ型液晶テレビを市場に投入する計画だ。
なお、昨年第４四半期の北米液晶テレビ市場の総出荷台数は870万台、年成長率はマイナス2.3％で、四半期ベースで初のマイナス成長を記録した。
