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中鋼前董事長、呉淑珍夫人向けの豪邸代理購入認める


ニュース 社会 作成日:2009年2月17日_記事番号:T00013412

中鋼前董事長、呉淑珍夫人向けの豪邸代理購入認める

 
 中国鋼鉄の林文淵前董事長は16日、マネーロンダリング(資金洗浄疑惑)で起訴された陳水扁総統夫人の呉淑珍被告から依頼を受け、台北市中心部の高級マンション「元大一品苑」2戸を購入していた事実を明らかにした。17日付中国時報が伝えた。

 陳総統一家との親しい関係が指摘されていた林前董事長は記者会見で重い口を開き、購入資金を自己資金で立て替え、1年余りにわたり代金の一部の1,700万台湾元(約4,550万円)余りを支払ったことや呉被告からは全く代金の支払いがなかったことを明かした。問題の物件は既に転売したという。

 一連の裁判で一部被告は問題の物件について、転売による利益が数億元に達したと指摘していたが、林前董事長はそれを否定。利益は4,000万~5,000万元だったとした。

 林前董事長は、物件購入が資金洗浄目的だったのではないかとの指摘についても、「完全に合法的な取引で、自身の名義で購入し代金を支払ったものだ」と否定した。