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旺能光電に協調融資40億元、年産能力360MWに拡充へ


ニュース その他製造 作成日:2009年2月17日_記事番号:T00013426

旺能光電に協調融資40億元、年産能力360MWに拡充へ

 
 台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)傘下の太陽電池メーカー旺能光電(デルソーラー)は16日、中国信託商業銀行(CTB)銀などを幹事行とする銀行団と40億台湾元(約107億円)のシンジケートローン(協調融資)契約を締結したことを明らかにした。同社は調達した資金で、今年第3四半期以降、新たに工場および太陽電池の生産ライン8本を設置する計画だ。完成後、同社の年産能力は現在の120メガワット(MW)から360MWに拡大する。17日付蘋果日報が報じた。

 また、旺能光電の1月売上高は、主力市場の欧州で景気が冷え込んだことから前年同月比31%減となった。梁栄昌同社董事長は、「今年は1~2月が業績の谷底となり、夏には徐々に回復する」との見通しを示したが、「太陽電池産業は今年、需給均衡と達するが、一昨年や昨年ほどの成長力はない」と慎重な見方も示した。