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台湾元9日連続で下落、34.6元台に【図】


ニュース 金融 作成日:2009年2月18日_記事番号:T00013446

台湾元9日連続で下落、34.6元台に【図】

 
 台湾元は17日、外国為替市場の終値ベースで1米ドル=34.62元(約92.4円)となり、前日から0.34元(0.98%)の大幅な下落を記録した。台湾元の下落は2月5日以来9営業日連続で、この間の下落幅は0.95元(2.7%)、年初来の下落率は5.36%に達した。18日付中国時報などが報じた。 
 
T000134461

 
 台湾元は18日も午前9時45分の段階で1米ドル=34.631元と、前日からさらに0.011元下落している。外資系銀行トレーディング室の主管からは「恐らく近く1米ドル=35元のラインを割り、上半期のうちに36元台まで下落する」という観測も示されている。

 通貨の下落は輸出企業の競争力を高める一方、輸入原料や機械設備の価格が上昇し、加工輸出業にとってマイナス面がある。なお、今回の元安は、深刻な不振に陥っている輸出を立て直したいという中央銀行の意図が明確に働いているとみられている。