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ペット業界大不振、92%が売上減


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年2月18日_記事番号:T00013450

ペット業界大不振、92%が売上減

 
 世界的な景気低迷が長引く中、ペット業者の92%が不景気の影響で売り上げが減少したことが台北市政府産業発展局の調査によって明らかになった。市民は家族を養うのが精いっぱいで、とてもペットを飼うような余裕はないようだ。18日付中国時報が報じた。

 調査によると、ペット業者全体の19%が40%以上業績が悪化したと答え、全体の38%が20~40%悪化したと答えた。

 以前は人気が高かった小型犬のマルチーズが、6,000台湾元(約1万6,000円)という従来の半値でも買い手が付かないほか、ペットショップの店頭に、飼い続けられなくなったためか、ペットが捨てられることも多くなったという。

 台北市のあるペットショップは、ペット用品販売による収入が30~40%、ペット美容が20%減少したと嘆く。また顧客の来店頻度も1カ月ごとから3カ月ごとへと減り、これまで利用していたトリミング(毛のカット)をやめて、シャンプーだけにする人も多くなったという。