ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

食品価格、原料下落しても上昇=消基会


ニュース 食品 作成日:2009年2月18日_記事番号:T00013453

食品価格、原料下落しても上昇=消基会

 
 財団法人消費者文教基金会(消基会)がこのほどまとめた最近1年間の食料品の原料と製品の価格動向の調査によると、小麦粉(2キログラム)の出荷価格が昨年1月の518台湾元(約1,378円)から今年1月に400元へと23%下落しているのに対し、パンの小売価格は18~27%上昇していることが明らかになった。18日付中国時報が伝えた。

 また、大豆については1キログラム当たりの出荷価格が47.53元から31.9元へと32.9%下落する一方で、サラダ油やしょうゆは商品によって15~71%値上がりしていた。

 消基会の呉家誠秘書長は、「業者は短期的な原料高騰を理由に製品の値上げをする一方で、国際価格が下落しても十分な値下げを行っていない」と批判した。消基会は昨年12月に値下げの呼び掛けを行ったが、効果が現れていないとしている。

 これに対し、家楽福(カルフール)や全聯福利中心など流通業者では「これまで何度も値下げを行っている」と反論している。