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液晶モニター、値上げ相次ぐ


ニュース 家電 作成日:2009年2月18日_記事番号:T00013459

液晶モニター、値上げ相次ぐ

 
 パネル価格の上昇を受け、奇美電子(CMO)やサムスン電子など域内および海外ブランドで液晶モニターの値上げが相次いでいる。モニター用パネル価格は3月も引き続き上昇するとみられ、モニターブランドでは利益確保のため再び値上げを行う可能性もあるとみられる。18日付経済日報が報じた。

 奇美電ブランド事業群の鄭良彬副総経理は、モニター用パネルのオファー価格が最近3~5米ドル上昇したことや、液晶モニターの在庫水位低下を理由に、19インチおよび22インチ型モニターの価格を100~300台湾元(約270~800円)引き上げたことを明らかにした。

 明基電通(BenQ)の姚鴻州アジア太平洋台湾総経理は、韓国のサムスンやLG電子が1月以降、東南アジアをはじめ、台湾を含むアジア太平洋各地でパネルとモニター価格を約1~2%値上げしていることを挙げ、同社も3月からこれに追随することを明らかにした。

 BenQでは、川下メーカーの在庫補充のための注文が3月まで埋まっており、今後1カ月ごとに3~5%ずつ受注が回復していくと予想している。