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FPDのQ4生産額、13四半期ぶり最低に


ニュース 電子 作成日:2009年2月18日_記事番号:T00013461

FPDのQ4生産額、13四半期ぶり最低に

 
 経済部技術処ITIS(産業技術知識サービス)計画の統計によると、2008年第4四半期のフラットパネルディスプレイ(FPD)の総生産額は、前期比35.3%減の2,642億4,000万台湾元(約7,000億円)で、05年第3四半期以来13四半期ぶりの最低額を記録した。18日付工商時報が伝えた。

 パネルと部品では、パネルが前期比39.1%減の1,829億1,000万元で、部品は同25.4%減の813億3,000万元だった。

 ITISの劉美君アナリストは「昨年第4四半期は世界的な不景気で需要が低迷し、大型パネル価格は20~30%も下落した。メーカーが減産で対応したことで生産額減少に拍車が掛かった」と指摘した。

 今年第1四半期は、例年のオフシーズンであることもあって、パネルメーカーの稼働率は40~50%の低水準を維持する見通しだ。また、価格の大幅な反発も期待できず、ITISでは生産額は前期比10.8%減の2,406億6,000万元まで落ち込むという予測だ。特に中小型パネルの下落幅が最も大きく、22%に達するとしている。