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シンテック、タッチパネルに参入へ


ニュース 電子 作成日:2009年2月18日_記事番号:T00013462

シンテック、タッチパネルに参入へ

 
 カラーフィルター(CF)メーカー、和鑫光電(シンテック・フォトロニック)は、親会社の瀚宇彩晶(ハンスター)、米アップルに携帯電話用タッチパネルを供給している宸鴻光電(TPKタッチ・ソリューションズ)の2社と協力して、タッチパネルの生産に参入する方針だ。18日付工商時報が伝えた。

 シンテックはCFの需要が大幅に落ち込み、設備稼働率が低下していることを受け、第2四半期にもCFガラス基板生産ラインの一部をタッチパネルの生産に振り向ける。

 シンテックの今年1月の売上高は1,600万台湾元(約4,300万円)にとどまり、前年同月を98%も下回る苦境にあえいでいた。同社は事態を打開するため、太陽電池分野に続き、タッチパネル生産への参入を決めた。

 提携先の宸鴻光電は福建省アモイ市でタッチパネル前工程の生産を行っているが、生産能力が小さく、3.2インチパネルで月30万枚にすぎない。今後は3社連携でタッチパネルの生産能力強化を図る。