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呉淑珍被告、実業家20人から政治献金と主張


ニュース 政治 作成日:2009年2月19日_記事番号:T00013475

呉淑珍被告、実業家20人から政治献金と主張

 
 18日発売の週刊誌「壱週刊」は、陳水扁前総統をめぐるマネーロンダリング(資金洗浄)事件をめぐり、夫人の呉淑珍被告が今月3日、検察に提出した陳述書の中で、昨年死去した台塑集団(台湾プラスチックグループ)創業者の王永慶氏、鴻海精密工業の郭台銘董事長、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長ら実業家20人から総額12億1,000万台湾元(約32億6,000万円)の政治献金を受け取ったと主張していると伝えた。

 19日付蘋果日報によると、最高検察署特別偵査組(特捜部)は「呉被告の陳述内容には真実も虚偽も含まれている。罪を認めることや、捜査協力が目的ではなく、事件の焦点をあいまいにしようとしている」との立場で、陳述書の内容を重要視していないという。

 また、張忠謀TSMC董事長は「断じてそのようなことはない。私も会社も陳前総統夫妻に献金する理由はない」と否定。鴻海の郭台銘董事長も「そんな事実はない」と語るなど、名指しされた実業家は相次いで呉被告の主張に反論した。