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ダイキンがエアコン値上げ検討、日立は据え置き


ニュース 家電 作成日:2009年2月19日_記事番号:T00013483

ダイキンがエアコン値上げ検討、日立は据え置き

 
 台湾エアコン市場でシェア2位となっているダイキン工業の台湾総代理店、和泰興業が、大幅な円高を受けてエアコン価格の10~20%引き上げを検討しているのに対し、首位の台湾日立は価格を据え置く構えで、両社の戦略の違いが明らかになっている。19日付経済日報が報じた。

 台湾日立は昨年、家庭用エアコン24万5,000台を販売し、売上高は110億台湾元(約297億円)で18年連続の首位となった。今年は販売台数25万台、売上高120億元でトップブランド維持が目標だ。今年はインバータエアコンの比率が昨年より10%上昇するとみている。

 一方、和泰興業の蘇一仲董事長は、「昨年8月から25~30%円高が進んだため、販売価格の10~20%引き上げを内部で検討している」と語った。同社はインバータエアコン分野では、昨年まで8年間連続で市場シェア首位を守っている。今年は同製品で販売台数14万台、売上高70億元を目標とし9連覇を目指す。