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ブルーレイディスク、台湾に生産委託か


ニュース 電子 作成日:2009年2月19日_記事番号:T00013486

ブルーレイディスク、台湾に生産委託か

 
 円高の影響でブルーレイディスク(BD)を生産する日本企業の採算性が低下しており、第2四半期にも台湾への生産委託が始まるのではないかとの観測が高まっている。19日付経済日報が伝えた。
 
 現在ブルーレイディスクは主に日本で生産されており、ソニー、パナソニック、TDK、太陽誘電など日本企業の世界シェアは80%近くに達する。生産が海外に委託されるとなると、台湾の光ディスク大手の中環(CMCマグネティクス)、錸徳科技(ライテック)が恩恵を受けるとみられる。
 
 中環の翁明顕董事長は「日本企業にとって円高の影響は確かに大きい。現在がブルーレイディスクの生産移転を行う重要な契機になる」との認識を示した。
 
 DVDディスクの普及過程でも、当初は日本で集中的に生産されていたが、台湾メーカーの技術水準が向上すると台湾への生産委託が増加した。