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作成日：2009年2月19日_記事番号：T00013490
ＡＳＵＳ、初の金庫株を実施
金融危機の影響による不景気が世界を覆う中、華碩電脳（ＡＳＵＳ）は18日、「創業19年で初めての金庫株を19日から実施する」と宣言した。同社は28億8,000万台湾元（約77億8,000万円）を上限として自社株の買い取りを進める。投資信託会社によるとＡＳＵＳは、株価を維持することで企業イメージの悪化を防ぎ、株主権益を保護したい考えとみられる。19日付経済日報が報じた。
ＡＳＵＳは、金庫株の実施期間を２カ月間、買取価格は23～48元とし、発行済株式の1.41％を買い戻すと表明した。また金庫株を実施した後は、取得した株式を償却して減資を行う予定だ。
ＡＳＵＳの株価は、昨年第４四半期に創業以来初めて四半期ベースで赤字を計上して以来、同年10月の50元をピークに純資産の１株40元を下回り、きのう（18日）の終値は32.6元となっている。19日の終値は33.7元だった。
