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《−3%の衝撃》今年CPI上昇率、過去最低のマイナス0.82%予測【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年2月19日_記事番号:T00013495

《−3%の衝撃》今年CPI上昇率、過去最低のマイナス0.82%予測【図】

 
 行政院主計処は18日、今年の消費者物価指数(CPI)上昇率は過去最低のマイナス0.82%になるという予測を明らかにした。昨年の3.53%からは4.35ポイントの下落となり、同処はデフレ懸念を率直に認めた。19日付経済日報が伝えた。
 
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 CPI上昇率は昨年10月以降1~2%台で推移していたが、今年第1四半期からマイナスに転じ、第4四半期まで4期連続でマイナス成長との見通しだ。

 石素梅主計長は今年の傾向について、「景気が低迷する中、不動産やサービスの価格は横ばい、商店では消費刺激のため相次いで値下げキャンペーンを行うため、全体として物価が下落する」と説明した。

 主計処はデフレ懸念について「圧力は高まっており、注意が必要」としながらも、「国際通貨基金(IMF)によるデフレの目安は2年連続のCPI下落だ。台湾は域内総生産(GDP)に占める輸出の割合が高く、内需が物価に与える影響は米国ほどではない。世界景気さえ回復すれば域内物価も改善する」との見方を示した。