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総統府会計担当者、汚職含め起訴事実認める


ニュース 政治 作成日:2009年2月20日_記事番号:T00013503

総統府会計担当者、汚職含め起訴事実認める

 
 陳水扁前総統一族によるマネーロンダリング(資金洗浄)事件の裁判で、台北地裁は19日、総統府の元会計担当者、陳鎮慧被告に対する公判を開き、同被告は罪状認否で文書偽造、偽証、贈収賄、資金洗浄の4つの罪について起訴事実を全面的に認めた。20日付自由時報が伝えた。

 陳鎮慧被告は罪状認否で裁判長の質問に対し、「すべての罪を認めます」と静かに述べた。同被告はまた、毎月機密費の支出明細を呉淑珍被告らに手渡しており、陳水扁被告も国務機密費の支出状況を把握していたはずだなどとし、「自分は指示に従っただけだ」などと主張した。

 検察側は陳鎮慧被告が起訴事実を全面的に認めている上、捜査に全面的に協力したことを評価し、裁判所に対し、刑の執行猶予を求めた。

 また、陳鎮慧被告の弁護士は、陳水扁、呉淑珍被告らの対質尋問を実施すべきだと主張した。