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作成日：2009年2月20日_記事番号：T00013522
ライトン、24倍速DVD−RWドライブ発売か
20日付経済日報が報じたところによると、光ディスクドライブ大手の建興電子科技（ライトンＩＴ）が、現時点で世界最速となる24倍速のDVD－RWドライブの研究開発（Ｒ＆Ｄ）に着手しており、４月にも生産を開始するもようだ。
記録対応のＤＶＤドライブは現在、日立ＬＧデータストレージ（ＨＬＤＳ）と東芝サムスン・ストレージ・テクノロジー（ＴＳＳＴ）が韓国ウォンの大幅下落を受けて価格を押し下げており、小売価格が900台湾元（約2,500円）前後となっている。
しかし一方で「次世代ＤＶＤ」とされているブルーレイディスク（ＢＤ）も、市場が熟しておらず普及のスピードが遅いため、ライトンは販売価格の維持を目的に記録対応ＤＶＤドライブでの商機獲得を目指すことを決めたとみられる。
ただ光ドライブ業者は、広く普及している20倍速機種でも安定性は高く、速度も十分なため、24倍速機種は話題性こそ高いもの、市場でどの程度受け入れられるかはしばらく観察が必要だとしている。
